自宅のデスクトップパソコンにUbuntu Serverをインストールしたので、ローカルだけでなく外部ネットからもアクセスできるようになりたいと思い、色々試行錯誤した時の備忘録。
とりあえず繋げられるようになることが目標なのでそこを頑張りたい。
MACアドレスの確認
Ubuntu Server側のMACアドレスを把握する必要があるので以下のコマンドを使う。
ifconfig | grep ehter
ルーターの設定
ルーターの設定画面を開く
自分が使っているルーターはドコモの光ルーター 01と呼ばれるもの。設定画面へは http://dhr.tool と入力すれば飛べた。
ここでIDとパスワードの入力を求められたので
IDにはadminで、パスワードには Web PWを指定する。
ホーム画面はこんな感じ。
MACアドレスからIPアドレスの割り当てをする
ここの左上にある「詳細モードに切り替え」をクリック。そしたら、左側の詳細設定の部分をクリックして展開された部分に「DHCP固定割当設定」が表示されるのでそこをクリック。
ここに指定したいIPアドレスと先ほど取得したMACアドレスを入力する。
追加されると以下のようにリストが出てくる。
ポート設定
今度は「ポートマッピング設定」をクリックして設定をいじる。ポート番号を80~88の間に設定し、IPアドレスは先ほど割り当てた192.168.10.100を使用する。
おそらくこれでルータ側の設定ができた。
ドメイン付きホスト名の取得
外部ネットからアクセスするためにはルータのIPアドレスではなく、ドメイン付きホスト名を取得した方が良いらしいのでそれを使う。DDNSへの登録
DDNSへの登録
MyDNS.JPを利用してDDNSへの登録を行う。
ここのリンクへ飛ぶと以下のようなページが表示される。
ここの右上のメニューJOIN USのボタンがあるのでそこをクリック。
ここをスクロールすると「登録者情報」を入力する欄があるので、指名、住所、電話番号、メールアドレスを入力する。
入力が終わり、項目の確認画面でOKボタンを押すと以下のような画面になるので、メールが届くのをまつ。
メールにはIDとパスワードが記載されたものが届くので、そのIDとパスワードをログイン欄に入力する。
MyDNS.JP
ログインしたら、Welcome AdministratorのところのDOMAIN INFOのところをクリック。
ドメイン名を指定する。
選択肢として”mydns.jp~deamon.asia”があるらしく、これのうちのどれか1つ好きなのを選んで、好きなドメイン名を設定する。
入力欄の”*”はワイルドカードを示す。
これでCHECKをクリックしてからOKをクリックすると、登録情報に問題がなければドメイン情報の登録は完了する。
IPアドレスの通知
手元のUbuntuサーバから以下のコマンドを実行してルータのIPアドレスをDDNSサーバに知らせる。MasterIDとPasswordは先ほど受け取ったログイン情報に使ったものを当てはめる。
$ wget -o - 'https://MasterID:Password@www.mydns.jp/login.html'
$ crontab -e
no crontab for username - using an empty one
Select an editor. To change later, run 'select-editor'.
1. /bin/nano <---- easiest
2. /usr/bin/vim.basic
3. /usr/bin/vim.tiny
4. /bin/ed
*/5 * * * * wget -o - 'https://MasterID:Password@www.mydns.jp/login.html'
とりあえずこれで5分ごとにこのコマンドを実行してくれる。
最後に、ルータとサーバの再起動をする。
$sudo reboot
ログイン
sshを使ったログインは以下のコマンドで実行可能
$ ssh -p ポート番号 ユーザ名@設定したドメイン名
まとめ
これで他のネットワーク環境からでも自宅のパソコンにアクセスできるようになった。手間取ったがなんとかなったので安心。
固定IP設定が、結局ルータ側からの設定になったが本来はサーバの方で設定をする予定だった。うまくできなかったので方針転換をした。